ニュース
重要性が増す「データスペース」 IPAがガイドブックを無料で公開:経営戦略策定から評価まで
IPAは「データ利活用・データスペースガイドブック第1.0版」を公開した。データをサービス展開などの事業に活用したい企業の経営層やCDOなどを対象に、異なる組織、異業種間でデータを共有するデータスペースの利用手順やその内容を解説している。
情報処理推進機構(IPA)は2024年11月13日、「データ利活用・データスペースガイドブック第1.0版」を公開した。異なる組織、異業種間でデータを共有する「データスペース」の利用手順やその内容を解説している。
経営戦略策定からデータスペースの評価までを一気に解説
同ガイドブックでは、データスペースの利用手順を以下の8つのフェーズに分けて説明している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- NTTデータ、GAFAMや中国企業に対抗する欧州のデータ共有基盤を、東京大学にあるデータスペースのテストベッドに実装 その狙いとは?
今まで欧州圏のみで提供されてデータ共有基盤を東京大学にあるデータスペースのテストベッドに実装したとNTTデータが発表した。その狙いは何なのか。 - データマーケットプレースは日本で本格的に立ち上がるか、Snowflakeが参加企業を発表
スノーフレークが、データマーケットプレースにさまざまな企業が参加したことを発表した。同社は、クラウドデータウェアハウスから直接データを共有し、収益化につなげられる仕組みを提供している。 - データハブ、データレイク、データウェアハウス:デジタルプラットフォームの整理と組み合わせ
データハブ、データレイク、データウェアハウスの違いは何か。どうすればこれらを効果的に活用できるか。これらデータ関連の企業技術を整理し、それぞれの使いどころを考える。