AIを使うなら身近な業務から Perplexityがメール業務を効率化する「Email Assistant」を公開:返信文の作成や日程の調整を自動化
Perplexity AIは、メール対応を支援する新機能「Email Assistant」を発表した。「Gmail」や「Microsoft Outlook」と連携し、返信作成、整理、スケジュール調整を自動化する。
「Perplexity」を展開するPerplexity AIは、2025年9月30日、メール業務を効率化する新機能「Email Assistant」を発表した。有料プラン「Perplexity Max」ユーザーが利用できる。
スケジュール調整もAIが代行
Perplexity AIによると、Email Assistantは「Gmail」や「Microsoft Outlook」と連携し、ユーザーの“パーソナル秘書”としてメール対応を支援する。主な機能は以下の通り。
- 自然な返信文の作成
- メールの整理と優先順位付け
- 会議スケジュール調整の自動化
返信分は過去のメールからユーザーの文体を学習し、スムーズな返信を作成する。また、受信メールの整理や優先順位付けをし、重要なタスクを見逃さないようにする。特徴的なのは、会議日程の調整の自動化だ。メールの宛先(CC)にEmail Assistantを追加するだけで候補日程の提示から関係者との調整までをAI(人工知能)が代行するという。
日本市場においてPerplexityの利用は拡大しており、Perplexity AIによると特にビジネスパーソンを中心に高い支持を得ているという。同社のアラヴィンド・スリニヴァス氏(CEO)は「Email Assistantは今後リリース予定のエージェント群の第一弾だ。これらは既存のワークフローに組み込まれ、人のナレッジワーカーと同様にユーザーを支援する」と述べている。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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