AIコードエディタ「Cursor」がプラグイン拡張に対応 開発ライフサイクルをエディタ内で完結:30以上のプラグイン公開
AIコードエディタ「Cursor」の開発チームは、プラグインによる拡張に対応したと発表した。プラグインにより、エージェントによる外部ツールへの接続や新しい知識の利用が可能になる。
AI(人工知能)コードエディタ「Cursor」を開発するAnysphereは2026年2月17日(米国時間、以下同)、プラグインによる同エディタの拡張対応を発表した。3月11日には、パートナー企業から30以上の新しいプラグインが追加されている。
Cursorのプラグインは、MCP(Model Context Protocol)サーバ、スキル、サブエージェント、ルール、フックなどの機能を統合し、エージェントを独自に拡張するための仕組みだ。
開発ツールのサイロ化を解消 30以上のプラグイン公開
プロダクト分析ツールの「Amplitude」、デザインツール「Figma」、タスク管理ツール「Linear」、決済ツール「Stripe」などのプラグインが提供されている他、「Amazon Web Services(AWS)」「Atlassian」「Datadog」「GitLab」をはじめとする30以上のパートナーによるプラグインが「Cursor Marketplace」で公開されている。これにより、エディタ上からコードを生成するのと同じ場所で、プロダクト開発ライフサイクル全体を一元的に管理できる。
開発ライフサイクル全体をカバー
提供されるプラグインはソフトウェア開発ライフサイクル全体をカバーしている。計画と設計の分野ではLinearプラグインで課題やプロジェクト、ドキュメントにアクセスでき、Figmaプラグインでデザインをコードに変換できる。
サブスクリプションと支払いの分野ではStripeプラグインで決済連携を構築でき、サービスとインフラストラクチャの分野ではAWS、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)サービス「Cloudflare」、Webホスティングプラットフォーム「Vercel」の各プラグインでインフラをデプロイ・管理できる。
データとアナリティクスの分野では、データレイクハウス「Databricks」やデータウェアハウス(DWH)の「Snowflake」、Amplitude、データ分析プラットフォーム「Hex」の各プラグインで本番データを直接クエリし、インサイト(洞察)を引き出すこともできる。
Cursorでは、組織内でプラグインを共有できるように、ガバナンスとセキュリティを一元管理できる組織限定のマーケットプレースの開発を進めているという。
独自プラグインの作成と共有も可能
開発者や組織が独自のプラグインを作成し、Cursor Marketplaceでコミュニティーに共有することもできる。プラグインは、エージェントがタスクを実行するために使う1つ以上の要素を組み合わせたものであり、主に以下のような要素で構成される。
- Skills:エージェントが見つけて実行できるドメイン固有のプロンプトやコード
- Subagents:Cursorがタスクを並列に完了できるようにする専用エージェント
- MCP servers:Cursorを外部ツールやデータソースに接続するサービス
- Hooks:エージェントの挙動を観察・制御できるカスタムスクリプト
- Rules:コーディング規約や設定・好みを順守させるためのシステムレベルの指示
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