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“プログラミングが学べる”はもはや重要じゃない 生成AI時代に選ぶべきITスクールを「カオスマップ」で確認189校を8分野に分類した「ITスクールカオスマップ2026年版」公開

リスログは「ITスクールカオスマップ2026年版」を公開し、ITスクール市場のトレンドを整理した。生成AI時代に、ITスクールはどのように変化しているのか。具体的な動きを確認する。

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 生成AIの普及やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を背景に、企業の間ではITスキルを持つ人材の確保が課題となっている。2030年時点で最大約79万人のIT人材が不足すると、経済産業省は試算する。こうした中、社会人の間では、IT分野でのキャリア形成に向けたリスキリング(学び直し)の動きがある。

 ITスクールの比較/口コミサイトを手掛けるreslog(以下、リスログ)によると、プログラミングなどのITスキルを養成するITスクールは数百校以上に上る。扱う分野や学習形式、費用などはITスクールによって異なる。「自分に合ったITスクールを選びにくい」との声を受けて、リスログは2026年4月2日、ITスクール市場の全体像を整理した「ITスクールカオスマップ2026年版」を公開した。

 ITスクールカオスマップ2026年版は、ITスクール189校を8分野に分類し、目的別に整理している。リスキリングやキャリアチェンジを検討する社会人や求職者を主な対象とする。

生成AI普及でITスクールに変化 「カオスマップ」から見えるトレンドとは?

 リスログはITスクールカオスマップ2026年版の公開に合わせて、近年のITスクールにおける主なトレンドを3つまとめた。まずはITスクールカオスマップ2026年版を確認した上で(図1)、各トレンドを見ていこう(図2)。

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図1 ITスクールカオスマップ2026年版(出典:reslogのプレスリリース)《クリックで拡大》

 ITスクールにおけるトレンドの1つ目は、生成AIに関するカリキュラムの導入だ。プログラミングやデザイン、マーケティングなどを教えるITスクールの中には、従来のコーディング学習に加えて、OpenAIの「ChatGPT」やAnthropicの「Claude」、Microsoftの「Copilot」といった生成AIツールの実務活用を学ぶコースを設けるところもある。

 リスログによるとITスクールの間では、AIと協働できるエンジニアやクリエイターの育成を打ち出す動きが広がっている。背景には、生成AIの活用が開発効率の向上につながるという考え方の浸透がある。こうした中、生成AIを取り入れたカリキュラムの有無やその内容が、ITスクール選びにおける判断材料の一つになっているという。

 2つ目は、国や自治体によるリスキリング支援制度を踏まえたサービス展開だ。例えば厚生労働省は、雇用保険の加入期間など一定条件を満たした受講者に対して、指定講座の受講費用の一部を給付する「教育訓練給付制度」を設けている。同制度のうち、中長期的なキャリア形成支援を目的とした「専門実践教育訓練給付金」では、条件を満たした場合に受講費用の最大80%(受講開始日が2024年9月30日以前の場合は、最大70%)を給付する。

 リスログによるとITスクールの中には、こうした制度の対象になる講座を設けたり、給付申請を支援したりするところがある。スキル習得に加えて、転職やキャリアチェンジまで支援するサービスを提供する動きもあるという。

女性のキャリア支援に特化したスクールの登場

 3つ目は、女性向けのキャリア支援に特化したITスクールの登場だ。こうしたITスクールの中には、育児や家事との両立を容易にするためにオンライン中心のカリキュラムを採用したり、女性コーチやメンターによるサポート体制を設けたり、ライフイベントに合わせて受講ペースを調整できるようにしたりするところがある。

 リスログによると、女性の間ではITエンジニアやWebデザイナー、マーケターなどへの転職を目指す動きが広がっている。女性向けのキャリア支援に特化したITスクールは、今後も増加すると同社はみる。

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図2 ITスクールの3つのトレンド(出典:reslogのプレスリリース)《クリックで拡大》

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