特集
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前編ではExpression Webの機能概観およびXHTML+CSSサポートについて扱った。後編ではExpression Webのもう1つの柱であるASP.NETサポートについて見てみよう。
■ASP.NETコントロールのサポート
前編で記したように、Expression Webのツールボックスには各種ASP.NETコントロールがカテゴリごとに収められており、ドラッグ&ドロップでデザイン・ビュー上に自由に配置することができる。
ツールボックス | ||||||||||||||
ASP.NETコントロールは「標準」「データ」「入力規則」「ナビゲーション」「ログイン」「Web パーツ」というカテゴリで分類されている。 | ||||||||||||||
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■Visual Studio 2005との機能差
Expression Webは、FrontPageをベースにVisual Studio 2005(以下VS 2005)の機能を統合することで、ASP.NETへのサポートを実現している。従って、ASP.NETに関する機能は、基本的にVS 2005の機能と共通なのだが、いくつかの機能には差異が存在する。
- ASP.NETコントロールのC#/Visual Basicによるイベント・ハンドラの記述はサポートされていない
- (上記の制限に伴い)ASP.NETコントロールのプロパティ・ペインからイベント関連の情報が省略されている(前編でも紹介した)
- ASP.NETコントロールでCssClassプロパティにCSSのクラス名を指定する際、VS 2005ではクラス名を直接入力する必要があるが、Expression Webではドロップダウン一覧から選択することができる
こういった差異を含め、Expression WebではASP.NET WebアプリケーションのWebフォームをどのようにデザインしていくことができるのか、具体的なサンプルを通して確認してみよう。
■ASP.NET Webフォームのデザイン・サンプル
ここでは例として、データベースのデータを表形式で表示するアプリケーションをExpression Webで作成してみよう。
INDEX | ||
[特集]Microsoft Expression Web製品レビュー(前編) | ||
Webデザイン・ツール「Expression Web」を試してみた | ||
1.Expression Webの概要と画面構成 | ||
2.Expression WebのCSSサポート | ||
3.スタイルシート・ファイルを使ってみよう | ||
4.Expression WebのXHTML対応機能 | ||
[特集]Microsoft Expression Web製品レビュー(後編) | ||
プログラマーとWebデザイナーの分業を促進するASP.NETサポート | ||
1.ASP.NETコントロールのサポートとVS 2005との機能差 | ||
2.デザイン・サンプル:SqlDataSourceコントロールの配置 | ||
3.デザイン・サンプル:GridViewコントロールの配置 | ||
4.プログラマーとWebデザイナーの共同作業について | ||
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