キーワードFOMA(Freedom Of Mobile multimedia Access) 2001/01/13 |
NTTドコモが2001年5月末より開始するIMT-2000(第3世代携帯電話)のサービス・ブランド名。下りで最大384Kbits/sのパケット通信をサポートしているほか、ICカード(FOMAカード)に加入者情報などを保存することで、端末を簡単に取り替えられる仕組みを導入する予定。従来のような小型の携帯電話やデータ通信専用端末のほか、テレビ電話を実現する動画対応の端末も発表が予定されている(右下写真)。
NTTドコモが公開しているFOMA対応端末の模型イメージ |
右上はハンドヘルドPC型の動画像端末。左下はFOMAカード。右下は通信専用PCカード(これらと実際の製品は異なる可能性がある)。 |
FOMAでは、IMT-2000で規定されている無線通信規格のうちW-CDMA方式が採用されている。これにより、良好な音声通話品質と高速なデータ転送速度を実現するという。サービス開始時のデータ転送速度は、
- 下り:最大384Kbits/s
- 上り:最大64Kbits/s
である(ただし、いずれもベスト・エフォート型)。将来的には下りで2Mbits/sまで転送性能を向上するといわれている。
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