キーワード 2001年の携帯電話関連用語集 デジタルアドバンテージ 2001/01/13

　2001年の今年、携帯電話には大きなイノベーションがいくつか予定されている。代表的なのは、世界に先駆けて日本で始まる第3世代携帯電話サービスだ。またJavaによるプログラムのダウンロード・実行環境も発表された。単なる電話機から多彩な機能を持つ情報端末へと、携帯電話が本格的に変化する時代になった、ということだろうか。2001年の携帯電話動向を押さえるべく、まずは用語を学んでおこう。

■	IMT-2000　【International Mobile Telecommunications-2000】 ITU（国際電気通信連合）が勧告している第3世代移動体通信システムの正式規格。最大2Mbits/sという高速なデータ転送速度を実現できるという……。
■	W-CDMA　【Wideband-Code Division Multiple Access】 CDMA方式による第3世代移動体通信システムの一種。広帯域化により、データ転送レートや音声品質を高める……。
■	cdma2000　【Code Division Multiple Access 2000】 CDMA方式による採用する第3世代移動体通信システムの一種。cdmaOneからの移行が容易という特徴がある……。
■	FOMA　【Freedom Of Mobile multimedia Access】 NTTドコモが2001年5月末より開始を予定しているIMT-2000（第3世代携帯電話）のサービス・ブランド名。W-CDMAを採用する……。
■	CDMA　【Code Division Multiple Access】 携帯電話サービスを実現するための移動体通信方式の1つ。限りある通信帯域を効率よく利用できる……。
■	cdmaOne CDMAの技術をベースとするエンド・ツー・エンドのワイヤレス通信システム。通話が途切れにくいなどの特徴を持つ……。
■	iモード　【i mode】 NTTドコモの携帯電話向け情報サービス。同社のiモード対応携帯電話機を利用することで、ホーム・バンキングや電子メール等を利用できる……。
■	コンパクトHTML　【compact HTML】 携帯電話など、非常に制約の多いディスプレイ環境を前提にしたHTMLのサブセット。iモード対応HTMLのベースとなっている……。
■	WAP　【Wireless Application Protocol】 携帯電話やその他のワイヤレス端末を対象として、インターネット・コンテンツを配信するための各種プロトコルの総称……。
■	K Virtual Machine 米Sun社が小型情報機器向けに新たに開発したJava仮想マシン（Java VM）。iモード端末に搭載され、プログラムの実行を実現する……。

　

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