プロトタイプ機能を備えた
“本物”のデザイナーのツール
Expression Blend 3+SketchFlowを使ってみた
インフラジスティックス・ジャパン株式会社デベロッパー エバンジェリスト 山田 達也
2009/7/27
Silverlight 3とExpression Blend 3の正式版がリリース
先日、正式版がリリースされたSilverlight 3。筆者が、連載「Silverlight 2で.NET技術をカッコよく使おう」の中で、これまで取り扱ってきたSilverlight 2からさまざまな機能強化が行われていますが、同時に公開されたExpression Blend 3も前バージョンに比べて大きな進化を遂げています。
本稿では、Silverlight開発においてこれまで以上に重要な位置を占めるExpression Blend 3の新機能を、SketchFlow機能を中心に紹介します。
なおSilverlight 3の新機能については、以下の記事で詳しく解説されているので、併せてご参照ください。
また、Expression Blendの基本的な操作方法については、以前の記事も参考にしてください。
Expression Blend 3評価版をインストール
2009年7月の原稿執筆時点で入手可能なExpression Blend 3は英語版バージョン(評価版)のみとなっていますが、日本語を使うSilverlight 3の開発環境として問題なく使用できます。評価版は、インストール後60日間使用可能なので、この間にしっかり試してみましょう。
図1 Expression Blend 3でSilverlight 3のアプリケーションを読み込んだところ(画像をクリックすると、拡大します) |
まずは、以下のページのダウンロードリンクからインストーラを取得してください。
インストーラを起動すると、いくつかのダイアログが表示されるので、図2〜4を参考にインストールを進めてください。
図2 [Accept]ボタンを押してライセンス条項を承諾 |
図3 カスタマーエクスペリエンスプログラムに参加する場合は、[Yes]を選択 |
図4 [Expression Blend 3+SketchFlow]と[Silverlight 3 SDK]にチェックされていることを確認し[Install]ボタンを押す |
無事にインストールが完了したら起動してみましょう。図5の起動ダイアログで評価使用であることを確認して実行します。
図5 Expression Blend 3の起動画面。評価目的で使用するので、下のラジオボタンにチェックが入ったまま[Continue]ボタンを押す |
ここまで問題ないですか? 具体的な操作に入る前に、次ページでは、Expression Blend 3で変わった点をざっと確認します。
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INDEX | ||
Expression Blend 3+SketchFlowを使ってみた プロトタイプ機能を備えた“本物”のデザイナーのツール |
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Page1 Silverlight 3とExpression Blend 3の正式版がリリース Expression Blend 3評価版をインストール |
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Page2 Expression Blend 3の主な新機能6つ プロトタイプ開発を促進するSketchFlowとは |
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Page3 Expression Blend 3は“本物”のデザイナー向けツール |
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