|  | WebページをXHTMLに変換したい | 
| すでに社内にHTMLで書いたWebページが幾つもあります。これをXHTMLに変換したいのですが、何かよい変換ツールはあるでしょうか | 
回答/富士ソフトABC株式会社 技術調査室
        2001/3/13
現在のところ、HTML文書をXHTML文書に機械的に変換するためのキラーツールは存在しないようです。しかし、PerlやJavaなどのスクリプトで書かれた変換ツールはインターネット上で多数公開され、そのテクニックの数々が紹介されています。WebページのデータをHTMLからXHTMLへ変換しておくと、XML対応のツールでさまざまなデータ加工が可能になりますので、今後こうしたニーズは高まってくるでしょう。
XHTMLへ変換したいという潜在的なニーズは高いはずですから、いずれ有力ベンダから完成度の高い変換ツールが提供されるようになると思われますが、それまでは下記に紹介するようなインターネット上の情報を参考に自作するのが早道でしょう。
- 「HTML Compatibility Guidelines」(http://www.w3.org/TR/xhtml1/#guidelines)、
- 「HTML検証サービス」(http://validator.w3.org/)、
- 「HTML Tidy」フリーソフト (http://www.w3.org/People/Raggett/tidy/)
上記は非常に参考になります。また、変換ツールではありませんが、HTMLを含む一般的な形式の文書を読み込んで表示し、XHTML文書として保存できる製品もあります。
- ジャストシステム社「インターネットワープロ一太郎 
            Ark」 http://www.justsystem.co.jp/ark/ichitaro_ark/index.html
 一太郎Arkでは、以下のファイル形式がサポートされています。
 ・HTML 4.0(読み込み/保存可)
 ・XHTML 1.0(読み込み/保存可)
 ・テキスト(読み込み/保存可)
 ・一太郎Ver.5〜10(読み込み可)*1 *2
 ・MS-WORD(Ver.6/95/97/98/2000)、 RTF(読み込み可)*1
 ・Zip圧縮テキスト(読み込み/保存可)
 ・Zip圧縮HTML 4.0(読み込み/保存可)
 ・Zip圧縮一太郎8〜10(読み込み可)*1
 ・GZip圧縮テキスト(読み込み/保存可)
 ・GZip圧縮一太郎8〜10(読み込み可)*1 *2
 *1 テキストと一部の簡単な文字装飾や、文字揃え、インデントの読み込みが可能
 *2 一太郎7〜10形式は罫線の読み込みが可能
 
この製品はJavaで開発されておりソースも公開されているので、自動変換ツールを作成するのに参考になります。ただしライセンスの問題を含めて、ソースの取り扱いには細心の注意が必要です。
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