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100% Pure Java

【100%・ピュア・ジャバ】

最終更新日: 2000/08/08

 OSのネイティブなAPIを利用せず、すべてのコードがJavaによって記述されたソフトウェア。

 本来、Javaは特定のハードウェアやOSに依存せず、さまざまなシステムで実行できるソフトウェアを開発するためのシステムだが、実用に耐える実行速度を得るため、あるいはJavaインターフェイスだけでは実現困難な機能を実装するために、基本的にはJavaプログラムでありながら、OSのネイティブAPIを使用するものがあった。たとえばMicrosoftが開発したJava互換VMでは、プログラムからWindows APIを呼び出すためのJ/Direct(ジェイ・ダイレクト)と呼ばれる機能が備えられていた。

 こうしたJava本来のルールから逸脱したJavaプログラムと区別するために作られた呼称がこの「100% Pure Java」である。

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