プラッタ (platter)
最終更新日: 2002/05/30
ハードディスク内部にある、データを記録するための磁気円板のこと。「プラッタ(platter)」とは、大皿とか円盤、レコードなどという意味がある。
プラッタはアルミやガラスの板に、磁性体を塗布したり蒸着したもの。ハードディスク内部にはこのプラッタが1枚から数枚程度入っているが、高速大容量のディスクだと10枚以上使われている場合もある。通常は同じラインナップに属するハードディスクは、使用するプラッタの枚数やヘッド数の違いによってドライブ全体の容量を変えている(一番安価なモデルでは1枚のプラッタの片面しか使わない場合もある)。
ハードディスク内のプラッタ これは3.5インチ・ハードディスクの内部を開けたところ。右側の丸い円板が磁性体を塗布したプラッタ。このドライブではプラッタを2枚使っており、それぞれの両面に記録しているので、1シリンダあたり4トラックある。一般的には、同じラインナップに属する製品は、プラッタの枚数の違いによって総記録容量を変えている。 |
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