Deschutes
【デシューツ、デシュート】
別名
・デシューツ (Deschutes)
・デシュート (Deschutes)
最終更新日: 2001/07/19
Intel製x86プロセッサであるPentium IIのうち、2番目に登場したプロセッサ・コアの開発コード名。最初に搭載されたのは、1998年1月27日に発表されたPentium II-333MHzである。初代コアである開発コード名「Klamath(クラマス)」に対して、製造プロセスを0.35μmから0.25μmに微細化することにより、高速化と低消費電力化を実現した。主な仕様は以下のとおりである。
項目 | 内容 |
マイクロアーキテクチャ | P6アーキテクチャ |
コアのクロック周波数 | 266/300/333/350/400/450MHz |
FSBのクロック周波数 | 66MHz(コア・クロック333MHz以下)/100MHz(同350MHz以上) |
1次キャッシュ | 命令:16Kbytes/データ:16Kbytesの合計32Kbytesをコアに統合 |
2次キャッシュ | 最大512Kbytesをコアに外付け可能。クロック周波数はコアの1/2 |
製造プロセス | 0.25μm |
トランジスタ数 | 750万個 |
Deschutesの主な仕様 |
このほか、Klamathではキャッシング可能なメモリ領域が最大512Mbytesまでだったが、Deschutesでは4Gbytesまで拡大された。これにより、Pentium II搭載システムの実質的な最大メモリ容量も4Gbytesに拡大された。
Copyright (C) 2000-2007 Digital Advantage Corp.
関連用語
参考リンク
-
■Intel Pentium IIのホームページ
Intel Pentium IIに関する情報が掲載されている