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SCSI (Small Computer System Interface)

【スカジー/スクジー】

最終更新日: 2002/04/17

 コンピュータとハードディスク、テープドライブなど、さまざまな外部周辺機器をバス型で接続するためのインターフェイス。米国の大手ハードディスク・ベンダだったShugart(シュガート)社が開発したSASI(Shugart Associates System Interface、「サシ」)を元に、さらに汎用性を高めたシステムインターフェイスで、当初のSCSI-1規格では、1つのバスに最大で7個の周辺機器を接続することが可能である。

 SCSIはANSIのX3T9.2委員会で1986年に規格化され、広く普及するに至った。ただしMacintoshやSunワークステーションでは、このSCSIインターフェイスが標準サポートされたが、PC/AT互換機では標準インターフェイスではないので、PC/AT互換機でSCSIデバイスを接続するには、別途SCSIホストアダプタ(SCSIコントローラと呼ばれることもある)をコンピュータに装着する必要がある。

 その後もこのSCSIは、さらなる高速化を図ったSCSI-2、SCSI-3、Ultra SCSI、Ultra Wide SCSIと規格の拡張が続いている。

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