データ構造 (data structure)
【データ・コウゾウ】
最終更新日: 2002/06/18
プログラムによって操作される対象となる、データの表現方法やメモリ内への格納方法のこと。プログラム中では、アルゴリズムに応じてさまざまなデータ構造が利用される。
データ型 | 意味 |
スカラ型 | 整数や実数、文字型など単一のデータを保持する |
配列型 | スカラ型やそのほかの型など、同じ型のデータを連続的に並べ、添字(要素番号)によってその要素をアクセスできるようにしたもの。ベクタ型ともいう |
ポインタ型 | 別のデータを間接的に指し示すためのデータ型 |
構造体 | 複数のデータ型をまとめて1つのかたまりとして扱うためのデータ型 |
リスト構造 | 複数のデータをポインタで連結し、1次元的に並べたもの。可変数個のデータを保持することができ、途中の要素の挿入や削除が配列型よりも容易 |
バッファ | データを一時的にためておくためのデータ構造。キュー(最初に入れたデータを最初に取り出すことができる)やスタック(最後に入れたデータを最初に取り出すことができる)などのバリエーションがある |
ツリー(木)構造 | データをその相関関係などに基づいて樹状に並べたもの。ネストしたリスト構造で表現することができる |
代表的なデータ型 データ型にはさまざまなものがあるが、アルゴリズムに応じて使い分けたり、これらを組み合わせてさらに複雑で高度なデータ型を作成することにより、効率的なデータ処理が行える。 |
Copyright (C) 2000-2007 Digital Advantage Corp.