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燃料電池 (fuel cell)

【ネンリョウ・デンチ】

最終更新日: 2002/04/23

 水素と酸素を反応させて、電気エネルギーを取り出す電池。水を電気分解すると、水素と酸素に分解されるが、燃料電池の原理は、この水の電気分解の逆反応を実行することにより、電気エネルギーを得るというもの。この原理を使って電池が実現できることは、1939年にイギリスのウィリアム・ロバート・グローブ卿によって実証された。

 燃料電池は、エネルギー密度(単位重量あたりに保持できる電気エネルギーの量)が高く、製造・使用にあたっても有害物質が作り出されない(水ができるだけ)クリーンなエネルギーであることから、小型携帯機器向けのバッテリや電気自動車向けバッテリとして実用化が進められている。

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