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マンダリン オリエンタル 東京がIP電話システムを全面導入、NEC

2006/2/22

　NECとNECネクサソリューションズは2月21日、マンダリン オリエンタル 東京の全客室（179室）と業務用併せて1300回線規模のIP電話システムを構築したと発表した。

　同システムは、NEC製のテレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」を中核にマルチレイヤスイッチ「UNIVERGE IP8800/S302」、無線LANなどによってブロードバンド基盤を構築、ホテル客室用・業務用のIP電話機を合わせて約650台を接続している。

　セキュリティと運用の面では、顧客サービス用と業務用のネットワークをファイアウォールで分割、顧客サービス用ネットワークは客室ごとにIsolate-VLANを採用しており、音声・データ・無線LAN・映像配信のメデイアごとにVLANによって論理的に分離している。ネットワーク運用管理ソフトウェア「WebSAM NetvisorPro」により、効率的な運用管理も実現した。

　マンダリン オリエンタル 東京は、この基盤システムによって全館無線LAN環境、客室における高速インターネット接続、ビデオ・オンデマンドなどのサービスを提供する。マンダリン オリエンタル ホテル グループでは、今後も最新技術を取り入れたITの活用を継続的に進めていく予定だという。

[関連リンク]
NECおよびNECネクサソリューションズの発表資料
マンダリン オリエンタル 東京

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