IBMがポータル構築ソフトを発表
2000/8/18
日本IBMは8月11日、企業ポータル構築用ソフトウェア「IBM Enterprise Information Portal V7.1」(以下EIP)を発表した。
EIPは、企業内に散在している各種情報ソースの検索結果を仮想的に統合したポータルサイトを構築する。EIP V7.1ではDB2などのRDBMSやロータス ドミノ、HTMLやXML形式のデータ、画像や動画、ワープロ文書などをサポートし、ポータルからの一元的なアクセス手段を提供できる。ワークフロー機能も装備しており、検索結果の文書やデータを自動的に次の業務に渡すことが可能。データの種類やそれを利用するアプリケーションごとに独立したインターフェイス(コネクタ)を提供しており、新しいデータ形式を追加する際はコネクタを追加するだけで対応できる。
DB2を利用する場合はDB2コネクタを使用する。また、情報カタログを介して「DB2ウェアハウス・マネージャー」にアクセスでき、ビジネス分析レポートアプリケーションとの連携も可能。DB2以外のRDBMSへは、ODBCあるいはJDBC経由でのアクセスとなる。
同製品はWindows NT Server 4.0/2000 ServerおよびAIX v4.4.3サーバー用で、10月18日より出荷を開始する。価格は929万5000円。
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