マイクロソフト、BizTalk日本語版最終ベータの提供を開始
2000/8/22
マイクロソフトは8月21日、BtoBやアプリケーション間の統合を実現するソフトウェア「Microsoft BizTalk Server 2000(以下、BizTalk 2000)」の最終日本語版ベータを9月1日より有料(3000円、消費税/送料込み)で提供を開始すると発表した。BizTalk 2000は、ネット時代の共通フォーマットとして注目を浴びているXML技術をベースに、企業間取引(BtoB)や企業内のアプリケーション統合を実現するサーバアプリケーション。SQL Server 2000、Exchange 2000 Serverなどで構成される、同社のサーバ向けアプリケーションスイート「.NET Enterprise Servers」の1つに含まれる。
BizTalk 2000のおもな機能と特徴は次の通り、
- BizTalkオーケストレーション
Microsoft Visio 2000をベースにしたビジュアルなビジネスプロセスモデリング機能、そこで構成したビジネスプロセスを実行する実行環境を提供
- BizTalkメッセージング
BizTalkオーケストレーションで構築したビジネスプロセスをベースとし、XML、インターネットプロトコル、コンポーネントなどを利用し、企業間の連携、企業内のアプリケーション統合を実現
- BizTalkマッパー
企業間やアプリケーション間で交換されるメッセージの変換を行い、連携を容易にする
- BizTalkエディター
交換するメッセージのフォーマットの定義を行う
- BizTalkフレームワーク2.0(ドラフト)のサポート
現在公開されている最新のXMLをベースにした企業間連携のためのフレームワーク「BizTalkフレームワーク 2.0(ドラフト)」をサポート
同社では、企業ユーザーの評価のために1000部の日本語版ベータの提供を予定している。申し込みは、9月1日より同社Webサイトを通して受け付けている。また、7月に開催されたTechEd 2000 Yokohamaの参加者に対しても配布を行っていく予定だという。
[関連リンク]
マイクロソフト発表のプレスリリース
BizTalk日本語版最終ベータ評価プログラムの申し込みページ
BizTalk Serverの技術情報・最新情報
BizTalk.org
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[Tech・Ed 2000]Microsoft.NETの開発環境をデモ
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