文化オリエント、Visual BasicでNTサービス開発ツール

2000/11/21

 文化オリエントは11月20日、Visual Basicを用いてNTサービスの開発を実現する開発環境拡張ツール、「NT Service Toolkit 1.0J」を発表した。

 「NT Service Toolkit 1.0J」はマイクロソフト社提供のRADツールであるVisual BasicによるNTサービスの開発を可能にする。これまでVisual BasicではNTサービスの開発は行えなかったが、新製品ではVisual Basicを用いて容易に効率よく開発が行えるという。

 作成したNTサービスはサービスコントロールマネージャの全イベントに応答するためVisual C++で開発されたものと同様に利用できるという。同製品により開発されるNTサービスはWindows NT/2000で動作する。

 同製品では、効率よい開発を実現するために、フレームワークに対話式ウィザードとテンプレート、インストールや動作検証が行えるシミュレータ付属品として用意した。 また、フレームワークの提供によりWindowsのコントロールパネルで動作するアプレットの作成も行える。これをNTサービスの制御に利用すれば、ユーザーに統一した管理インターフェースを提供できるという。

 開発元は米Desaware社。開発環境はVisual Basic 6.0 日本語版で、出荷は来年の2月下旬より。

[関連リンク]
文化オリエント
マイクロソフトのVisual Basic製品紹介

[関連記事]
マイクロソフト、CE用組込みアプリケーション開発環境受注開始 (@ITNews)
.NET対応プログラム開発を容易にする新言語、C#登場 (Windows 2000 Insider)

情報をお寄せください:



@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)