NECが最新PA-RISC搭載のサーバを発表

2000/11/30

「ＮＸ７０００／Ｌ３０００」
　NECは11月29日、最新のPA-RISCプロセッサを搭載し、現行モデルに比べて約1.5倍のトランザクション性能を実現したUNIXサーバの新製品「NX7000/L3000」と、CPUを強化した現行モデルの強化版の計3機種を発表した。

　「NX7000/L3000」の特徴は、最新の「PA-8600（550MHz）」を搭載した点。現行の「NX7000/L2000」に比べトランザクション速度で約1.5倍、システムバス速度で約3.3倍の性能向上が図られているという。また、現行機の「NX7000/L2000」「NX7000/L1000」についても、CPUが「PA-8600（540MHz）」へと強化された。同社では、インテルの次世代64bitプラットホームであるIA-64への対応を考慮した設計を行っており、将来のIA-64プロセッサへの移行が容易になっているという。

　OSにはHP-UX 11.0を搭載。出荷開始時期は2001年2月初旬を予定している。

機種
NX7000/L3000
NX7000/L2000
NX7000/L1000
CPU
PA-8600（550MHz）
PA-8600（540MHz）
PA-8600（540MHz）
最大CPU数
4
4
2
最大メモリ容量
16GB
16GB
8GB
最大HDD容量
292GB（73GB×4）
システム／
メモリバス性能
4.3GB/s
1.3GB/s
1.3GB/s
I/Oバス性能
3.2GB/s
2.1GB/s
2.1GB/s
基本システム価格
768万円〜
599万円〜
490万円〜

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