デル、PCサーバ顧客満足度でトップに

2000/12/5

 マルチメディア総合研究所では、汎用コンピュータ、オフィスコンピュータについて、メーカー別に顧客満足度(CS)を測定する調査を行い、結果を発表した。

 同社が今回行った調査は、東京23区と政令指定都市に指定された12都市の企業約1万社を対象とし、2068社から回答が得られた。これまでのメーカーの比較では、シェア、価格、スペックの3要素から行われてきたが、今回、これにCSを加え、総合評価を試みた。

 PCサーバでは、1位がデルで2位の東芝を4ポイント上回った。3位以下はNEC、日本IBM、日立製作所と続いている。同社では、回答者が重視した点をコストパフォーマンス、トラブル時の対応などと見ている。11月16日に同社が発表した、「2000年度上半期の国内PCサーバ出荷状況」によれば、デルは出荷台数の伸びが堅調(前年度比53.3%増)で、コストパフォーマンスの良さが評価の原因という分析が発表されている。ちなみに出荷台数で見ると1位はNEC、以下富士通、コンパック、日本IBM。

 オフィスサーバでは、1位が日本IBM、2位がNECと東芝が並んだ結果となっている。4位以下は富士通、日本ユニシス、三菱電機と続いている。この結果について同社では、性能と信頼性が評価につながったと分析している。

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マルチメディア総合研究所の発表資料

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