アライドテレシスがQoSを実現する製品

2001/1/24

「QoSWorks」

 アライドテレシスは1月23日、米シタラ・ネットワークス(Sitara Networks)と販売代理店契約を結び、2月1日より同社のネットワークの帯域制御を行う「QoSWorks」の販売を開始すると発表した。

 「QoSWorks」では、CBQ (Class Based Queing) と呼ばれるキューイング方式とTCPレートシェーピングを利用することで、基幹システムのデータなど、アプリケーションの優先度に応じて帯域幅を割り当てるQoS(Quality of Service)機能を提供する。さらに同製品では、パケットサイズの最適化やHTTPのキャッシング機能も備えており、その点で他のQoS製品との差別化を図っている。

 使用にあたっては、ルータの背後に設置することで自動的に機器を通過する全トラフィックを監視を開始する。ネットワーク管理者は、ここで収集されたデータをもとに、アプリケーションごとに最適な帯域の割り当てが可能となる。

[関連リンク]
アライドテレシスの発表資料
製品情報
米シタラ・ネットワークス社

[関連記事]
ネットワークトラブルを解決する (Master of Network)
IBMが既存の通信回線で2倍のデータを送受信する技術を発表 (@ITNews)

 

情報をお寄せください:



@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)