米MS、OLAP機能をSOAPベースで利用可能なSDK
2001/3/6
米マイクロソフトは3月2日、アプリケーションに解析的能力を付加できる「XML for Analysis」の開発者向けキットのベータ版を発表した。
「XML for Analysis」はSOAPをベースとしたXMLコミュニケーションAPIの1つで、同社のオンライン分析処理の「OLE DB for OLAP」と、データ・マイニングの「OLE DB for Data Mining」の拡張としてプロトコルを付け加えたものだ。同ツールを利用すればOLAPやデータマイニングなどの分析的データベースとアプリケーション間でのオンラインでのやり取りが可能となり、開発者はプログラミング言語、プラットフォーム、デバイスを問わず、アプリケーションに分析能力を付加することができるという。
同製品は同社のサイトよりダウンロードが可能(URL:http://www.microsoft.com/data/xml/XMLAnalysis.htm )。「XML for Analysis」のベータ版は2000年12月に発表された。マイクロソフトでは同社のWebサービスにビジネス・インテリジェント機能を付け加える製品と位置付けている。最終仕様の発表は2001年前半に予定されている。
[関連リンク]
米マイクロソフトの発表資料
「XML
for Analysis」の開発者向けキット ベータ版ダウンロード
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