NTべースでのECシステム構築を加速、MSら3社
2001/3/8
エコス、シーアイエス(以下CIS)、マイクロソフトの3社は、Windows NTを基盤に共同でECシステムを構築するアライアンスを締結した。今後、「.Biz Solution」として3社共同で中小規模事業者を対象にシステム構築関連事業を行う。
「.Biz Solution」では、エコスが提供するECシステム構築のノウハウとCOMコンポーネント技術を体系化した「Projct Meteors」に、CISの社内システムのパッケージを統合する。マイクロソフトは「BizTalk Server 2000」など製品群の提供と技術サポートを行う。販売元であるCISでは、教育などのサービスも提供する。
新事業開始は4月を予定しており、流通、製造などの中小規模企業や教育機関を対象に50サイトの構築を目指すという。
エコスではこれまで、UNIXベースのECシステム構築を数多く手がけてきた。NTへの進出は「中小規模のシステムを中心にEC対応システムへのニーズの高まりや、マイクロソフトの.NET製品群の発表といった背景がある」と同社マーケティング本部の寺澤慎祐本部長。特定ベンダーにしばられない中立性を特徴に展開を図り、業績によっては法人化の予定もあるという。
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