モスバーガーが店舗IT化、無線LAN環境を実験提供
2001/6/22
ファーストフードチェーン店「モスバーガー」を展開しているモスフードサービスは6月21日、NTTコミュニケーションズと協力し、店舗での無線LANを使用した高速インターネット接続実験を開始すると発表した。
今回の実験の実施店舗は首都圏の7店舗(神田北口店、茅場店、川越山田店、銀座六丁目店、国分寺南口店、渋谷道玄坂店、門前仲町店)。
店舗内での無線LAN実験は5店舗(神田北口店、茅場店、銀座六丁目店、渋谷道玄坂店、門前仲町店)で行い、1.5MbpsのADSL回線による高速インターネット接続環境を提供する。モニターは2.4GHzに対応する無線LAN(IEEE802.11b)カードを装着したPCを実験店舗内に持ち込む(モニター会員のうち200人には無線LAN用PCカード(メルコ提供)を無償で提供)。モニター会員数は1000人を予定しており、利用状況などの調査を行って今後のサービスや顧客満足度獲得に活かすという。
また、実験実施店舗のうち2店舗(渋谷道玄坂店、門前仲町店)では店舗内に3台のPCを設置し、モニター以外の顧客に無償で高速インターネット接続サービスを提供する。
モニター会員の公募は、6月22日より同社ホームページ、メール会員へのメールなどで募集する。
同社ではこれにあわせ、5店舗(神田北口店、銀座六丁目店、門前仲町店、川越山田店)で店舗に50インチのタッチパネル機能付きプラズマディスプレイ(静岡パイオニア提供)を設置する。顧客は、NTTコミュニケーションズの広帯域用コンテンツ(映画情報、天気予報など)、モスバーガー独自の情報、セガ開発のアミューズメント系コンテンツなどが楽しめるという。
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