NEC、CEベースのPocket型PDAを年内投入
2001/7/10
NECは7月9日、都内で開催した「ブロードバンド&モバイル」新製品発表会において、PDAの試作品を公開した。
NECが公開したPDA。年末までに発売の予定 |
PDAは銀色の筐体で、OSはWindows CEベース、CPUはコンパックのiPAQと同じStrong ARM/206MHzを搭載。SDカードスロットと、コンパクトフラッシュ(TypeII)スロットを備える。年内をメドに市場投入する予定で、価格は「後発なので、他社よりもコストパフォーマンスの悪いものを提供するわけにはいかない」(富田克一 NECソリューションズ執行役員常務)とし、競合他社製品と同等の価格帯を狙う。
また、OSとしてWindows CEを採用した理由としては「マルチメディアの利用におけるパワーや、ソリューションを構築するうえでのアプリケーションの開発環境が整っていること、PCとの連携性の良さ」を挙げた。
また、このPDAは、6月26日に発表した「iBestSolutions/MobileEnterprise」のキーコンポーネントとして位置づけられるほか、BIGLOBEのASPサービスのクライアントソリューションとしても利用される予定。
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