XMLマスターにプロフェッショナル資格が登場

2002/8/29

 2001年10月から実施されているXML技術者認定制度の「XMLマスター:ベーシック」(以下ベーシック)だが、資格取得者は今年5月中旬の段階で1000名を突破し、順調に増えているが、その上位認定制度を11月からスタートすると、XML技術者育成推進委員会が発表した。その名は「XMLマスター:プロフェッショナル」(以下プロフェッショナル)。

 これまで行われていたベーシックが、XML、XSLTなどの基礎的な理解を問う内容であったのに対して、今回のプロフェッショナルは、それをベースとして、DOMやSAX、XSLTなどそれぞれの技術のより深い知識とXMLアプリケーションを構築する際の考え方、Webサービス関連ではSOAPの構文や文法、WSDLやUDDI、そしてXMLデータの電子署名など、より開発現場で必要とされる内容となっている。

 プロフェッショナルの受験資格はベーシックに合格していることとなる予定だが、同日にベーシックとプロフェッショナルを受験するセット受験も可能になる見通し。

 問題は50問(ベーシックは40問)出題され、8割以上の正解で合格(ベーシックは7割以上)となる。試験は全国のアールプロメトリック試験会場で受けることができる。受験料はベーシックと同じ1万5000円。

[関連リンク]
XML技術者育成推進委員会の発表資料

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