野村総研、ピーシーエー生命の情報システムを再構築

2004/1/7

 保険商品の複雑化、多様化とともに、保険会社の情報システムの刷新も急ピッチで進められている。例えば最近、変額年金保険の普及、資産形成型の保険商品への注目が高まっているが、保険業界にとっては、ニーズに合致した商品開発を迅速に行える体制作りが事業戦略の大きな柱となっているのである。野村総合研究所(以下NRI)が1月6日に発表したピーシーエー生命保険(以下ピーシーエー生命)に対する契約管理ソリューション「InsPresto(インスプレスト)」の導入発表もこのような文脈で捉えることができる。

 インスプレスト導入の主目的はWindows基盤上にシステムを構築、ユーザーインターフェイスのWeb化、社内向け帳票の電子化である。つまり、従来のメインフレームによる運用を放棄し、「システム保守、運用の柔軟性、効率性の追求による大幅なコスト削減」(NRI)をWindowsをベースとしたオープン環境で実現することが眼目なのである。

 そもそも、NRIがピーシーエー生命に契約管理システムを導入し始めたのは2003年7月。2004年1月のシステム稼働を予定しているが、同社では「この半年間という短期の開発期間を可能にしたのは同社独自の開発フレームワーク『オブジェクトワークス』の活用が大きく役立った」としている。

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野村総合研究所
ピーシーエー生命保険

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