ウイングアーク、帳票出力だけでなく入力もカバー
2005/5/18
ウイングアーク 代表取締役社長 内野弘幸氏 |
ウイングアーク 代表取締役社長 内野弘幸氏は「これまで、当社では帳票システムの基本機能であるデータの『出力』や『集計』の部分でソリューションを提供してきた。STXでは、新たにデータの『入力』『保存』『再利用』もサポートする」と述べ、新製品への自信を見せた。
STXを利用したデータの入力/再利用は次のように行われる。まず、StraFormデザイナで既存のHTMLファイルやWord、Exelなどをフォームとして取り込み、入力フォームをGUIで詳細に設計できる。入力フォームとデータは、StraFormサーバ基本モジュール上に保存されており、エンドユーザーの入力や参照要求に従って、Webブラウザにフォームを表示するという仕組みだ。
給与所得者の保険料控除申請書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書の入力画面一例 |
ウイングアーク 営業本部マーケティング部マネージャ 谷口功氏は、「企業で活用されている自社の帳票形式は人事部門だけで100種類もあり、全社では300〜500種類にもなると言われている。Javaなどのプログラムを知らない、総務や人事などの業務部門のシステム管理者がSTXを用いることで、容易に帳票の入力データを基幹システムと連携することが可能となり、社内業務の効率化に役立つだろう」と述べた。
StraFormデザイナは20万円からで、StraFormサーバ基本モジュールは60万円から。販売は6月10日からビジネスパートナーを通じて行う。初年度の年間目標は、販売台数で300台、売上3億円を目指す。
(@IT 富嶋典子)
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