チーム・マイナス6％に参加するIT企業

2005/5/31

　2005年4月28日18時に始まった「地球温暖化防止『国民運動』」（愛称：チーム・マイナス6％）に対し、5月30日にヤフーやNECといったIT企業が参加を表明した。ヤフーはYahoo! JAPAN上で6月に地球の温暖化防止を啓発する特設サイトを公開する。NECでは、約1万人のNECグループ社員家族に対し、「環境家計簿」（東京電力が提供する環境家計簿サイト）に取り組むように促す予定。

　京都議定書によって、日本は温室効果ガスを6％削減することが義務付けられた。本運動は、小泉純一郎内閣総理大臣を本部長とする地球温暖化対策推進本部を中心とし、環境省が音頭をとりながら展開するもの。運動の枠組みは博報堂が設計している。運動の基本路線は、国民1人ひとりや企業・各種団体が具体的な温室効果ガス削減行動を宣言し、実践することで、地球温暖化防止の輪を広げていくことを目指すもの。ここでいう行動とは、

  • 冷房は28度に設定しよう（温度調節で減らそう）
  • 蛇口はこまめにしめよう（水道の使い方で減らそう）
  • エコ製品を選んで買おう（商品の選び方で減らそう）
  • アイドリングをなくそう（自動車の使い方で減らそう）
  • 過剰包装を断ろう（買い物とゴミで減らそう）
  • コンセントをこまめに抜こう（電気の使い方で減らそう）

を指す。

[関連リンク]
チーム・マイナス6％
京都議定書の骨子（外務省）
NECの発表資料

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