初めてのレノボ・ブランドPCはSOHOに「ちょうどいい」

2006/3/7

レノボ・ジャパン 社長 向井宏之氏

 レノボ・ジャパンは3月6日、世界市場に展開する初めてのレノボ・ブランド・パーソナルコンピュータ「Lenovo 3000」を発表した。中小規模企業向けの製品群として、既存の「Think」ブランドと差別化を図る。デスクトップ型の「Lenovo 3000 J100 Small Desktop」とノート型の「Lenovo 3000 C100 Notebook」がある。この製品ラインには、シルバーやグレーのシャーシにオレンジのアクセントを施している。

 Lenovo 3000には利用者がよく使う機能をまとめたツールが組み込まれている。「Lenovo Care」というこのツールは、復旧の機能(データの復元など)やネットワーク環境の切り換え機能(オフィスや自宅、外出先、ホットスポットなどのネットワークの環境設定)、パスワード管理機能(Webサイトやアプリケーションのパスワード管理)などで構成されている。これらの機能は、ボタン1つで起動するプログラムランチャー「Lenovo Care ポータル」からも呼び出せる。

 モデル・リフレッシュの頻度は年3回。国内在庫体制による短納期(注文から翌日で出荷する)の実現を予定している。販売は全国約1000の“Lenovoパートナー”が行う。サポートは日本IBMのサポート体制を利用する。

 「Lenovo 3000 J100 Small Desktop」とはWindows XP Home Editionをインストール、最低価格5万4800から4モデルをそろえている。メモリ容量はすべて512MB以上、80GBまたは160GBのSATAハードディスクを搭載している。「Lenovo 3000 C100 Notebook」にもWindows XP Home Editionがインストールされ、すべてのモデル(3モデル)に512MB以上のメモリが搭載されている。価格は8万円台から。

(@IT 谷古宇浩司)

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