認証製品のシングルサインオン機能強化、ネットスプリング

2006/5/20

 ネットスプリングとシー・オー・コンヴは5月19日、認証ゲートウェイ製品「FEREC」のシングルサインオン化における共同開発を目的として提携したと発表した。

 「FEREC」は広島大学の学内ネットワーク認証ソフトウェアをもとに開発したLANのアクセス管理を行う装置。ネットスプリングが開発した。クライアントPCのOS環境に依存しない認証製品である点が特徴。同製品はWebブラウザで認証処理を行うのだが、ログイン処理を一度で済ます機能強化が課題としてあった。

 これに対応するため、同社はシー・オー・コンヴと提携し、Windowsのログイン処理を統合した。シー・オー・コンヴは、WindowsとUNIXサーバの連携を目的としたソフトウェアの開発で実績を持つ。特に、Windows用の「CO-GINA」は、Windowsのログイン処理のカスタマイズを容易にする製品である。

 両社の提携による第1弾製品は、「FEREC」向けシングルサインオンソフト「CO-GINA for FEREC」で、6月にβ版、9月に正式版をリリースする。

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ネットスプリング

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