企業向けイメージバックアップツールで新製品

2006/6/17

プロトンの二瓶代表取締役社長

 プロトンは6月16日、米アクロニスの企業向けイメージバックアップ/リカバリソフトウェア「Acronis True Image 9.1 Enterprise Server」「Acronis True Image 9.1 Workstation」を受注開始したと発表した。プロトンはアクロニスの個人用イメージバックアップ製品の販売で実績があるが、企業向け製品も2004年から販売している。

 プロトンの代表取締役社長 二瓶孝二氏は、アクロニス製品の国内販売額は、今後1年で企業向けが個人向けを上回るだろうと話した。

 Acronis True Image 9.1 Enterprise Serverは、WindowsとLinuxサーバのためのイメージアックアップ・ソフトウェア。稼働中のサーバのOSやアプリケーション含めたディスクイメージを作成できるほか、VSS対応(Microsoft Exchange Server、Microsoft SQL Server、Oracleなど)のデータベースのバックアップイメージも取得することができる
  オプションの「Acronis Universal Restore」を利用すると、あるマシンのバックアップイメージを、ドライバを代替することにより、ハードウェア構成の異なる新規システムや仮想マシンにリカバリすることも可能。このため、サーバの入れ替えや統合にも適用できる。

 プロトンでは、初年度10,000ライセンス、約8億円の販売を見込んでいるという。

(@IT 三木泉)

[関連リンク]
プロトンの発表資料

[関連記事]
FSTとプロトン、Webアクセスログ解析分野で提携 (@ITNews)
シマンテック、「バックアップは面倒」の声に驚く (@ITNews)
PC向けLinuxはWindowsと共存共栄、ターボリナックス(@ITNews)

情報をお寄せください:



@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)