Rubyで開発、スターティアがWiki利用のWeb構築・管理ツール

2006/8/9

 IP電話構築やレンタルサーバを提供するスターティアは8月7日、Wikiを使ったWebサイトのコンテンツ・マネジメント・システム「Dijit@Link(デジタリンク) CMS」の販売を開始したと発表した。オープンソースソフトウェアのWYSIWYGエディタ「FCKeditor」を利用し、「Webサイトをワープロ感覚で直接、編集することが可能」(同社)という。

 デジタリンク CMSはスクリプト言語のRubyで開発。2006年2月に同社が販売開始したCMS「ビジネスウィキ」の高性能版。ビジネスウィキはオープンソースのWikiエンジン「PukiWiki」をベースにしている。

 デジタリンク CMSはワープロ感覚の更新機能に加えて、RSS配信機能、メニューやサイトマップの自動生成機能、時間指定更新機能を備える。オプションとしてブログ構築ツール「MovableType」と連携させる機能もある。

 価格はWebサイトの企画、デザイン、10ページまでのページ作成、サポートなどを含めて73万5000円。Webサイト構築会社やデザイン会社向けにライセンスのみの販売も別に行う。スターティアでは初年度に100ライセンスの販売を見込んでいる。

(@IT 垣内郁栄)

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スターティアの発表資料(PDF)

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