「PatchServiceプロジェクト」
IPA未踏発のマッシュアップツールがベータ公開
2007/12/03
京都大学大学院の学生を中心とする「PatchServiceプロジェクト」は12月1日、マッシュアッププラットフォーム「PatchService」のベータ版をリリースした。同プロジェクトは情報処理推進機構(IPA)の未踏ソフトウェア創造事業の支援を受けている(参考記事:IPAスーパークリエータに15人認定、うち2人がじっくり説明)。
PatchServiceは任意のWeb APIやJavaScriptコードをグラフィカルなツールを使ってユーザー自身が組み合わせることができるマッシュアップのためのプラットフォーム。Web APIやWebサービス、JavaScriptコードを「パッチ」と呼ぶモジュール単位で扱い、ユーザーがマッシュアップしたアプリケーションを作成できるようにしている。
モジュールはユーザーが作成し、登録、公開可能。登録されたモジュールは実行時、Webブラウザにダウンロードされ、JavaScriptとして実行される。ベータ版では携帯電話のWebブラウザを使ってパッチを検索したり、実行できる機能を追加。電子メールをトリガーにパッチを実行し、その結果を受け取れる機能も実装した。
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