HTTP Header
HTTPヘッダ
HTTPヘッダとは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)において、本文の送信に先立って送信される各種データである。XMLにおいて重要なのは、ここで送信される情報の1つであるメディアタイプである。
XML文書を送信する場合には、Content-type:ヘッダにおいて、text/xmlや、application/xmlを指定されることにより、本文がXML文書であることが確実に伝わる。使い分けに関しては、「RFC 2376 XML Media Types」に詳細な規定がある。
また、文字化けを確実に防止するためには、HTTPヘッダで使用する文字エンコーディングスキームを明示する必要がある。XML宣言の中に記述するエンコーディング指定よりも、HTTPヘッダーの指定が優先される。これに関しては、関連リンクの「charsetパラメタの勧め: HTMLにおける文字符号化スキームの明示方法」が詳しい情報を提供している。
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