W3C (World Wide Web Consortium)
ダブルスリーシー
W3Cは、WWW(World Wide Web)で使用されるさまざまな技術標準を定める総本山的な組織である。「ダブリュさんシー」「ダブリュスリーシー」などと読まれる。HTML、HTTPはもちろん、XML、MathML、XMILなどの仕様もここで制定された。
米国MIT(マサチューセッツ工科大学)、フランスのINRIA(国立情報処理自動化研究所)、日本の慶應義塾大学などが中心になって運営しているほか、米国、日本などの大手コンピュータメーカーも会員として参加しており、企業組織の枠を超えた標準化活動の場となっている。
インターネット上の標準を定める組織としては、この他にIETF(The Internet Engineering Task Force)があり、こちらはRFC(Request for Comments)という一連の文書を発行している。IETFは、インターネットそのもののインフラとなる規定を中心に扱い、W3Cはその上で利用されるWWWに関連する規定を中心に扱っている。
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