Ruby
ルビー
大文字で始めてRubyと記述した場合は、プログラム言語の名前である。Rubyはまつもとゆきひろ氏が作成した手軽なオブジェクト指向言語である。短いスクリプトで強力な処理が記述できることが特徴である。言語の位置づけとしてはPerlに近いが、より洗練されており、一部で根強い人気がある。
小文字で始めてrubyと記述した場合は、一般名詞として、「難しい漢字にルビをふる」と言うような場合に使われるルビとなる。ルビは、基本的にある文字に添えられる小さな文字を意味するが、難しい文字の読みを表記するために使われることから、文字の読みを「ルビ」と呼ぶ場合もある。ルビをコンピュータ上で表現する標準仕様としては、W3CのRuby Annotationというワーキングドラフトが公開されている。Internet Explorer 5.0以降は、この仕様を実装しているため、HTML文書中でルビを記述することができる。
ただし文脈によっては、大文字、小文字が違っている場合もあるので、注意が必要である。なお、一般社会においては、rubyは宝石のルビーを意味する。これと混同しないことも注意が必要である。
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