ソフトバンク・ヒューマンキャピタルは4月15日、インターネット関連業界の職種別給与調査の結果を発表した。平均年収は、システムエンジニア(SE)が594万円、プログラマが409万円、ネットワークエンジニアが444万円だった。
調査は同社が運営する転職サイト「イーキャリアプラス」が行った。SE、プログラマ、ネットワークエンジニアでそれぞれ男女100人が回答した。
同社の分析によると、SEは年収800万円を超える人が15%もいるなど、比較的高い年収が狙える職種となっている。また、SE(とネットワークエンジニア)は年齢が上がるほど年収が上がっており、経験年数が年収に反映されやすいことが読み取れる。その一方、プログラマは、年齢に比例した大きな年収の増加はないものの、40代以上の年収が大きく上がっており、ベテランになれば働き方次第で高収入が得られると同社は分析している。
それぞれの職種の平均経験年数は、SEが10.1年、プログラマが6.7年、ネットワークエンジニアが8.0年だった。プログラマとネットワークエンジニアは20代後半から30代前半までがボリュームゾーンだが、SEでは20代後半から40歳以上まで満遍なく分布しており、各職種における年齢のボリュームゾーンがそれぞれの職種の平均給与数値に影響を与えていると同社は指摘する。
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