3分 − 新バージョン、11gのORACLE MASTERと移行方法
現在、2007年に出荷が開始されたOracle Database 11g対応の新資格「ORACLE MASTER Oracle Database 11g」が提供されています。資格体系の変更はなく、従来の10gと同様にBronzeからPlatinumまでの4つのレベルが用意されています。
2008年5月時点で受験が可能なのは、2008年2月に開始された「ORACLE MASTER Gold Oracle Database 11g」への移行試験のみですが、BronzeとSilverの試験も順次開始される予定です。
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これからORACLE MASTERを取得しようという場合、10gにするか11gにするかを検討することになると思います。どちらが良いか一概にはいえませんが、以下のようなことを考えて決めるとよいでしょう。
- 学習する際の情報の入手のしやすさ(しばらくは、10gに関する情報の方が多い状態が続きます)
- 現場で使用するOracleのバージョン
- 10gで取得した場合、いずれ移行試験を受けることになる
3点目に関して、「移行は面倒だ」と考える人もいるかもしれません。ですが、現在提供されている10g Goldから11g Goldへの移行試験は「Gold DBA11g 新機能」の名称のとおり新機能に的を絞った試験です。まずは10gで取得し、移行試験を10gと11gの違いを整理して学習するよい機会として利用するのも手だと思います。
ORACLE MASTERには特に有効期限はないので、9iや10gで取得した資格が失効することはありません。また、レベルごとに、旧バージョンの資格保有者が新バージョンの資格に移行する方法が用意されています。
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基本的には、試験を1つ受けることで、新しいバージョンの同レベルの資格に認定される仕組みになっています。9iから10gへの移行に関しても同様です。
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