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Google、「Google Cloud SQL」の高速化・大容量化を発表、1インスタンス無料のトライアルも実施
GoogleのクラウドDBサービスが性能強化。1インスタンス無料提供のトライアルも実施する。
米Googleは11月8日、クラウド環境で動作するMySQLデータベースサービス「Google Cloud SQL」の性能強化を発表した。アプリのユーザーが増えても大量のデータへの高速アクセスを実現したいという需要に応えたとしている。
性能強化により、ストレージ容量がこれまでの10倍の100Gバイトに、インスタンスのメモリ容量は4倍の16Gバイトに増強された。書き込み速度の高速化を図るため、非同期レプリケーションのオプションを追加。データセンターはこれまでの米国に加え、欧州のデータセンターも選択できるようになった。
また、Google Apps Scriptとの連携により、Google AppsからCloud SQLを利用できるようになった。Google Sheetsのデータのパブリッシュと共有、Google Sitesへのデータ追加、シンプルなGoogle Formsの作成などが可能になる。
要望に応えて半年間の無料トライアルの提供開始も発表した。2013年6月1日までの期間中、1インスタンスのCloud SQLを0.5Gバイトのストレージ込みで無料提供する。
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