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InfoFrame Relational StoreがAWS用ライセンスも提供製品動向

KVSを使った拡張性のあるデータベース製品がAWS環境に対応。物理環境だけでなく汎用のインスタンスを調達すれば拡張できるようになる。

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 NECはスケールアウト型データベース「InfoFrame Relational Store」で、AWS用のライセンス提供を開始する。日本国内向けは2013年9月末から、海外向けには同10月末からの提供を予定する。価格は月額3万5000円(税別)、またはインスタンス単位100万6000円(税別、永続ライセンス)の2種類。AWS用ライセンス提供は、ある程度のデータ規模の法人での利用を想定したものであり、AWSマーケットプレイスでの展開ではない。

 InfoFrame Relational Storeは、キーバリューストア型NoSQLを利用した高速トランザクション処理を実現しながら、RDB同様にSQL文によるデータアクセスが可能なデータベースソフトウェア。サーバインスタンスの追加や削除の際にもサービス無停止で運用可能な点も特長だという。キーバリューストアを採用していることから、汎用のハードウェアを使って柔軟にスケールする構成が可能だ。ストレージサーバはApache Hadoopとの連携も考慮されている。


InfoFrame Relational Storeの動作概念図(出典:NEC)

 今回AWS用ライセンスを提供することで、機器調達・設定などのサービス立ち上げに要する工数を削減し、システムそのものを柔軟に拡張できるようになる。併せて、一時的な負荷やデータ量増加に対しても、AWS環境を利用して柔軟に対応できるようになる。

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