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米グーグルがChromecastのSDKを公開

モバイル端末とTVの垣根を超えるChromecast用のSDKをGoogleが公開。Chromeの拡張機能とiOS向けのGoogle Cast SDKは即日提供を開始、Android版も数日中にリリース予定だという。

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 米グーグルは2014年2月3日、スマートフォンやタブレットなどのコンテンツをTVで再生できるChromecast向けのSDK「Google Cast SDK」をデベロッパー向けに公開した。自分のモバイルアプリやWebアプリにこのSDKを組み込めば、コンテンツをTVに中継できるようになる(Chromecastそのものについては、「グーグルのプレスイベントで見るグーグル新時代の幕開け」を参照)。

 Google Cast SDKは2013年7月からプレビュー版が公開されていたもので、AndroidとiOS向け、およびChromeブラウザ向けの拡張機能が用意されている。デベロッパーはGoogleの専用コンソールに自分のアプリを登録して、開発やパブリッシュをコントロールする。登録料は5ドル。

 コンテンツの再生には、シンプルなメディアアプリであれば、HTML5を使ったデフォルトのメディアプレーヤが使用できる。独自のブランドを付けたり、CSSでスタイルを指定するなどのカスタマイズも可能。

 または標準のWeb技術を使ってカスタム版のレシーバーアプリを開発することもできる。「Google Cast Media Player Library」(β版)ではMPEG-DASH、HLS、Microsoft Smooth Streamingなどの主要ストリーミングプロトコルを提供している。

 Chromeの拡張機能とiOS向けのGoogle Cast SDKは即日提供を開始。AndroidではGoogle Playサービス4.2のアップデートの一環として、数日中に利用可能になるという。

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