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「AIDA」でデザインの効果を計測するエンジニアのためのWebデザイン基礎の基礎(最終回)(3/5 ページ)

デザイン初心者向けにWebデザインのイロハを解説する本連載。最終回は、Google Analyticsを使ってデザインの効果を計測する際のポイントを解説する。

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Interest(興味)

 ランディングページでユーザーをうまく注目させたら、次は「コンテンツページ」へ異動します。そのときユーザーはどういう行動を取るでしょうか?


コンテンツページ×興味 出典:「スタートアップのための起業のWeb技術」(吉田光利著/日本実業出版社)

 コンテンツに興味を持てば、「よく読む」のではないでしょうか。図の左側のページであれば「文章をよく読む」だろうし、右のページであれば「ビデオをよく見る」でしょう。

 気に入って興味が湧けば、文章を読んだり、ビデオを再生したり、PDFをダウンロードしたりして、情報を集めようとします。このような行動を取ることが「興味を引いている」という状態です。

Interestの計測方法:「滞在時間」「イベント発生率」

 コンテンツの情報をじっくりと見ていれば、Webサイトにいる時間が長くなっているはずです。ということは、重要な計測項目はページの「滞在時間」です。長時間滞在してくれれば、コンテンツに興味を示していると考えていいでしょう。

 もしユーザーが10秒でページから去っているのであれば、どこかがおかしいのです。内容がつまらない、デザインが悪くて読みづらい、などいろいろな理由が考えられます。


イベント発生率を計測する 出典:「スタートアップのための起業のWeb技術」(吉田光利著/日本実業出版社)

 もう一つの計測項目は「イベント発生率」です。「ビデオを再生する」「PDFダウンロードをクリックする」などのイベントがどのぐらい起こったのかを計測します。それらを参考にすると、ユーザーがコンテンツにどのぐらい「興味」があるかが分かります。

Interest(興味)でのデザイン対策

  • 見出しを大きく分かりやすくする
  • 大き過ぎると思うくらいでちょうどいい
  • とにかく大きく!
  • 行間をゆったりと取る
  • リンクを分かりやすくする
  • ビデオ再生やPDFなどのダウンロードコンテンツリンクを分かりやすくする
  • 文字だけではなく、ふんだんに画像を使って読みやすくする
  • 段落に分けて読みやすくする。4〜5行で段落分けすると良い

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