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ソフトウェア設計のための軽量UML描画ツール「Gridraw」、正式リリース:Vim風のキー操作で使える
グリッドローは、UML描画ツール「Gridraw(グリッドロー) ver.0.10」の提供を開始した。
グリッドローは2016年6月13日、ソフトウェア設計を支援するUML(Unified Modeling Language:統一モデリング言語)描画ツール「Gridraw ver.0.10」の提供を開始した。
Gridrawは、ソフトウェア開発者が感じる「設計=面倒」のイメージ払拭を目指して開発されたUML描画ツール。表計算ソフトのようなセル方式のUIを採用し、「リアルタイム自動レイアウト」「全操作キーボード」「シンプル・軽量」の特徴を掲げている。
同社によると、従来のソフトウェア設計に占めるレイアウト調整のための作業時間は、全体の約18%に上るという。Gridrawでは、自動レイアウト機能によってこの時間を短縮させる。全体の位置関係を保ったまま、重なりや位置ずれを自動調整してリアルタイムに画面に反映するといった自動化機能により、レイアウト調整の時間を全体の約1%まで簡略化できるという。
その他、図形操作も含めた各種操作をキーボードだけ行えるよう、UNIX系OSで広く利用されているテキストエディタ「Vim」風のキー設定を採用した。ソフトウェアの設計も、テキストエディタを扱うかのような感覚で作業できるという。
価格は、非商用の場合は無償、商用の場合は月額300円から。WindowsとLinux環境下でネイティブ動作に対応する。Linux版バイナリーも近日公開予定としている。
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