検索
Special

データ分析と視覚化をデスクトップで手軽に!「Oracle Data Visualization Desktop」が現場のデータ活用を加速するクラウド版に先行して3種の新機能を搭載(1/4 ページ)

「現場の業務ユーザーが使いやすいBIツールを導入し、社内のデータ活用を推進したい」──そんな悩みを持つ企業に適するツールが「Oracle Data Visualization Desktop」だ。Excelファイルやデータベース内のデータを手軽に可視化/分析できる同ツールにより、企業は全社レベルのデータ活用をさらに加速することができる。[ビッグデータ][Big Data]

PC用表示
Share
Tweet
LINE
Hatena

クラウドとデスクトップの両輪で企業のデータ活用を推進するオラクル

 オラクルは2016年現在、大量のデータを高速に処理するデータ処理基盤から、経営層や現場におけるデータ活用を支援するビジネスインテリジェンス(BI)ツールまで、企業のデータ活用を支援するさまざまなソリューションを提供している。そのラインアップについて、日本オラクルの五十嵐恒氏(Cloud/Big Data/DISプロダクト本部ビジネス推進部マネジャー)は、「オンプレミスからクラウドまで、またIT部門主導による導入/活用を想定したものから、業務部門主導による活用を想定したものまで、幅広いラインアップをそろえています」と胸を張る。

オラクルのBI製品戦略
photo 日本オラクル Cloud/Big Data/DISプロダクト本部ビジネス推進部マネジャーの五十嵐恒氏

 このうちIT部門主導の導入/活用を想定したものとしては、「Oracle Business Intelligence(BI)」をはじめとする一連の分析/レポーティング基盤をオンプレミスとパブリッククラウド(Oracle Cloud Platform)の双方で提供している。これは全社的なデータ分析基盤の整備や経営戦略の立案といった意思決定を支援するBI基盤であり、より高いパフォーマンスを求める企業に向けたシステム基盤として「Oracle Exalytics」もラインアップに含まれる。

 一方、業務部門や現場ユーザーの主導によるデータ活用を支援するものとしては、データ可視化/分析ツール「Oracle Data Visualization Cloud Service」をOracle Cloud Platformのサービスの1つとして提供している。これは業務ユーザーなどがデスクトップで利用している表計算ソフトのデータや日々の業務で利用しているデータベースなど、さまざまなソースからデータを取り込み、多様な切り口でデータの視覚化や分析が行えるものだ。現場からのボトムアップによる“セルフサービスBI”を促進するのに最適なツールだといえる。

 オラクルは先頃、このOracle Data Visualization Cloud Serviceのデスクトップ版として「Oracle Data Visualization Desktop」をリリースした。データソースの取り込みや視覚化/分析に関する基本機能はOracle Data Visualization Cloud Serviceと同様であり、ユーザーはこれらの機能をJavaベースのデスクトップアプリケーションとして利用できる。また、一部の新機能についてはクラウド版(Oracle Data Visualization Cloud Service)に先行して実装されているという。

 クラウド版のOracle Data Visualization Cloud Serviceには、「常に最新のデータソースにアクセスできる」「作成した定型レポートやダッシュボードなどを広範囲で共有しやすい」といったメリットがある。だが、「業務部門の担当者が手元で試行錯誤しながらデータを可視化/分析したい」「チーム内でのディスカッションでチャートを使いたい」といった場合など、より小回りの利くツールのほうが使い勝手の良いこともある。そうしたニーズを満たす場合、これまでは表計算ソフトの集計機能やグラフ化機能、専業ベンダーのデスクトップ向け分析ツールなどを個別に利用するのが一般的だったが、Oracle Data Visualization Desktopを導入することにより、企業や部門全体で標準のBI環境を使ってデータ活用を推進していくことができるのだ。

Oracle Data Visualizationについて

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ

提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2016年9月28日

関連情報

驚異的なパフォーマンス、優れた運用効率、最高の可用性とセキュリティ、クラウド対応を実現するOracle Exadataとの統合、クラウド、可用性や運用管理など、次世代データベース基盤構築のために参考になる必見資料をまとめてご紹介いたします。

ページトップに戻る