パブリッククラウドとオンプレミスを自在に監視&分析 統合アプリケーション運用管理サービス「Oracle Management Cloud」:DevOpsをクラウドで実践する企業へ(2/3 ページ)
パブリッククラウドを利用する全ての企業が必ず直面する課題の1つは、「クラウドやオンプレミスに散在するシステムの監視/管理をいかに効率的に行うか」ということだ。オラクルは、この課題を解決するクラウドサービスとして「Oracle Management Cloud」を提供している。[パブリッククラウド][Oracle Cloud]
アプリケーションがどこで稼働していても、エンドツーエンドで稼働状況を可視化
それでは、Oracle Management Cloudの各機能は、具体的にどのような特徴を備えているのか。
平井氏によれば、まずAPMはアプリケーションに関するエンドユーザーの操作情報や、フロントエンドとサーバ側双方のパフォーマンス情報、そしてITインフラを含む情報などを集約し、分かりやすくビジュアライズするサービスである。
「ビジュアライズの対象としては、アプリケーションへのアクセス件数、レスポンスタイム(平均、最大など)、エラー件数、エラー発生率などをロケーション別に表示できるほか、リクエスト単位でのパフォーマンスやエラー発生状況のヒートマップ表示、ページやサーバごとのパフォーマンス情報サマリーなども取得できます。また、Server Request画面では、リクエストに対するパスをダイヤグラム表示できる機能も搭載されており、ボトルネックやエラー発生箇所の特定にも役立ちます」(平井氏)
Log Analytics Cloud Serviceは、アプリケーションに加えて、クラウドやオンプレミスで稼働するシステムの構成要素からログを取得して一元管理することができるサービスである。ログをリアルタイムに集計/分析し、異常の監視や検索などが行える。「ログを時系列で整理したり、ログの内容に基づいてクラスタリングを行ったり、システムを横断したエラーメッセージの抽出を行ったりすることが可能であり、発生している問題の原因究明、障害の未然に防止するための分析などに活用できます」と平井氏は説明する。
IT Analytics Cloud Serviceは、主にアプリケーションの稼働に必要なITリソースに関する各種情報を集約して可視化するサービスである。
「将来的に必要となるITリソースのキャパシティープランニングに加えて、アプリケーションの可用性に影響を与えるプラットフォーム上の課題の特定、システムを構成する各コンポーネントの設定情報の検知と修正などが行えます」(平井氏)
提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2017年2月22日
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