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Microsoft、iOSおよびAndroid版「Microsoft Edge」を正式リリース:モバイルデバイスでの作業をPCで続行可能
Microsoftは、2017年10月にプレビュー版をリリースしたiOS向けおよびAndroid向け「Microsoft Edge」を11月末に正式版として一般公開した。
Microsoftは2017年11月30日(米国時間)、10月にプレビュー版をリリースしたiOSおよびAndroid版「Microsoft Edge」(以下、Edge)を正式版として一般公開したと発表した。
iOSおよびAndroid版のEdgeは、「お気に入り」「リーディングリスト」「新しいタブページ」「読み取りビュー」といったPC版Edgeでおなじみの機能をスマートフォンとPCで共有でき、デバイスを問わず、どこにいても同じブラウザエクスペリエンスを提供する。最大の目玉は、スマートフォンで閲覧中のページをPCですぐに開いたり、スマートフォンで保存した作業をPCで続行したりできる機能だ。
プレビュー版のリリース後、ユーザーからのフィードバックを基に追加された新機能としては、「パスワードのローミング」と「ダークテーマ」がある。パスワードのローミングでは、スマートフォンで保存したパスワードを、PCでも利用できる。
iOS版Microsoft Edgeは、米国(英語)、中国(簡体中国語)、フランス(フランス語)、英国(英語)向けに提供されている。Android版Microsoft Edgeは、米国(英語)、オーストラリア(英語)、カナダ(英語、フランス語)、中国(簡体中国語)、フランス(フランス語)、インド(英語)、英国(英語)向けに提供されている。Microsoftは、他の市場や言語向けにも順次提供していくという。
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Microsoft Edge for iOS and Android
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