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愛犬のマイニングにより、わが家はちょっと傾きましたIT用語解説系マンガ:食べ超(139)(4/4 ページ)

AIがマイニングに夢中で仕事をしてくれない、というIT企業からの報告が多数寄せられています。※皆さんご存じかとは思いますが、本作はフィクションです。

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社長「マイニングという概念を掘り下げていきたい!」社長「給料もマイニングで支給したいんだよねー」マルコフ君「面白そうっす!!」わたし「埋めますぞ」おばあちゃん「勤務時間中のマイニングがバレたらクビという会社は多いわね」わたし「そんなにみんなやってるのかしら」おばあちゃん「あの会社も屋上にこっそり専用マシンが」わたし「えっなぜバレない」荒木さん「今や至る所にマイニングマシンが隠されているのだよ」風力発電の風車に寄生するマイニングマシン ダムからこっそり水を引いて発電していた事例 おばあちゃん「商店街の振興のために地域通貨にマイニングの要素を取り入れた町もあるのよ」裏の畑などを掘ると地域通貨がざっくざく わたし「リアルで掘るんですね」
公共工事にマイニングを導入した事例 おばあちゃん「トンネル工事とマイニングを組み合わせて作業員を公募したの」岩盤を掘るとバーチャルな金塊をゲットできる仕組みなのだ! この座標の岩を掘った人が現金をゲット わたし「もちろん失敗しましたよね?」おばあちゃん「参加者が山を全部掘り崩したそうよ」わたし「社長、どこ掘ってるんですか!?」荒木さん「マイニングウイルスに感染している!」わたし「またしても「社長がセキュリティホール」案件ですね」マイニングウイルスの感染によって人間が掘るもの 自然薯、タケノコ、埋蔵金、化石、土器、過去 社長「埋もれた才能を掘り当てるのさ……」わたし「つまりマイニングで求人??」わたし「きゃー。半透明のたちがっ」半透明の人たちはこっそりマイニングする才能だけがすごかったです おばあちゃん「お金は大事ってことね」

筆者プロフィール

倉田タカシ

倉田タカシ

イラストレーター、マンガ家、文筆業、Web制作業。

著書「母になる、石の礫【つぶて】で」(早川書房)

河出書房新社『NOVA2』『NOVA10』、東京創元社『量子回廊』に短編を収録。共作Web企画『旅書簡集 ゆきあってしあさって』に参加中。

http://yukiatte.tumblr.com/



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