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2次元コンテンツを世界に展開、CFunがブロックチェーン利用のプラットフォーム「CFun」を公開ブロックチェーン技術で著作権を保護

CFunジャパンは、日本の2次元コンテンツを世界中のファンとつなげるプラットフォーム「CFun」のβテスト版を公開した。作品の発見や拡散、企業との取引といった機会を作者に与え、作者自らが作品を世界に向けて展開できるようにする。

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 CFunジャパンは2018年6月6日、マンガやイラスト、小説などを、中国をはじめとする世界中のファンとつなげるプラットフォーム「CFun」のβテスト版を公開したと発表した。

 CFunは、マンガやイラスト、アニメ、小説、ゲームなど、いわゆる「2次元コンテンツ」のアップロードと、作者とユーザーとの対話を可能にするプラットフォーム。作品の発見や拡散、企業との取引といった機会を作者に与え、作者自らが作品を世界に向けて展開できるようにする。

 CFunでは、登録した日本の作者の作品を外国語に翻訳し、スマートフォンやPCで読めるようにする。有料掲載も可能だ。作品を読んだユーザーからの反応やコメントを作者に届けたり、企業から作品創作の依頼を受けたりできる仕組みも作る。ブロックチェーン技術によって著作権を保護しつつ、企業がクリエイターに仕事を依頼する際にはスマートコントラクト技術を利用してスムーズに遂行できるようにした。

 作品を読んだり、評価したり、シェアしたりしたユーザーには、その行動に基づいてトークンが与えられる。このトークンは作品の購入に利用でき、クリエイターにリクエストを出すことも可能だ。

 CFunジャパンでは、「日本には2次元文化に関する優れたスキルを持つクリエイターが存在し、作品が生み出されているものの、その多くが世の中に知られるチャンスがないのは残念だ。世界には日本の2次元作品に対する興味や理解のあるファンが多い」としている。

 CFunは、日本や中国、シンガポール、韓国に拠点を置き、日本語、中国語、韓国語、英語に対応する。今後は対応言語を増やし、マンガやアニメに限らず、声優の声や歌、イラスト、シナリオ、小説、ゲームなど、2次元のあらゆるジャンルを網羅する予定だ。

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